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シロアリ被害がある不動産は売却できる?3つの売却方法と売却のコツとは

シロアリ被害がある不動産は売却できる?3つの売却方法と売却のコツとは

売却する不動産は何も問題がないのが望ましいですが、そうはいかないこともしばしば。
なかでも、シロアリ被害があるとなれば簡単に売却できるとはいえません。
今回はシロアリ被害のある不動産を売却するためには、どのような方法があるか、また事前にどのような対策ができるのかをご紹介します。

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シロアリ被害がある不動産を売却する方法とは?

シロアリ被害がある不動産を売却するには、次の3つの方法があります。

現状のまま売却する方法

現状のまま売却するときは、被害に対処せずにそのまま売却します。
ただシロアリ被害がある家を購入して住む人は、ほとんどいないでしょう。
修繕しないで売却できたとしても、買主が修繕するか解体することになるため、その費用の分値引きされることがあり、売却価格は低くなると考えられます。

建物を修繕して売却する方法

建物を修繕して売却するためには、シロアリを駆除して被害があった部分を交換して修繕します。
柱にシロアリ被害が出ていた場合、全体がもろくなり家が傾いているかもしれません。
シロアリ駆除だけでもそれなりの費用が必要ですが、家の傾きを修繕するならさらに数百万円という費用が発生します。

建物を解体する方法

シロアリ被害を受けた建物を解体し更地にして売却する方法においては、解体費用がかかりますが、土地だけを売却するので契約不適合責任などを気にする必要が少なくなります。
ただし、建物がない不動産は固定資産税が高くなるので、早めに売却できないと高額な固定資産税を納税しなければいけない場合がありますので覚えておきましょう。

シロアリ被害がある不動産を売却するコツや流れとは?予兆もチェック!

シロアリ被害が拡大する前に売却

被害が広がっていないなら、修繕をしてから売却するのもまだ容易になります。
シロアリ被害がある家を売却する流れは、次の通りです。

1.不動産業者へ査定を依頼
2.不動産会社と契約を結び、売却活動をして売買契約を締結


一般的な不動産売却の流れと変わりませんが、シロアリ被害がわかっているなら、査定を依頼するときに相談しましょう。
シロアリの被害についてわかっていながら伝えないと、後々トラブルになる可能性があります。

シロアリ被害の予兆を確認

家の周辺に羽アリを見つけると、シロアリ被害の予兆だといわれます。
普通に歩いているだけなのに、床がギシギシ音を立てるようになったときも注意が必要です。
また、基本的に湿気が気になるところは要注意です。
被害がないとしても、予防として換気にも十分気を付けておきましょう。

まとめ

シロアリ被害のある不動産を売却する方法をご紹介しました。
普通の不動産と比べると、シロアリ被害がある不動産は売却価格が低くなります。
しかし、被害があることを買主に伝えずに売却すると、契約不適合責任に問われることに。
契約が白紙になったり、賠償金を支払わなければいけなくなったりするケースがあるので、申告してトラブルにならないよう売却活動をしましょう。
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