住宅ローンの滞納が続くとどうなる?不動産売却などの対策についてご紹介
住宅ローンでマイホームを買ったものの、収入の減少などによりローンの返済ができなくなった場合はどうなるのでしょうか?
今回は、住宅ローンを滞納し続けるとどうなるのか、解説していきます。
返済ができないときには不動産売却も一つの対策ですので、合わせて説明していきます。
住宅ローンの滞納が続くとどうなるのか
住宅ローンを滞納し続けた場合、「競売」により不動産売却する可能性があります。
2か月連続で滞納をすると金融機関から督促状が届き、「このまま滞納が続くとローンを一括返済してもらうか、自宅を競売にかけます」と通告されます。
それでも滞納し続けると、保証会社がローンを立て替えて金融機関へ一括返済し、自宅は競売にかけられてしまいます。
競売では相場より4~5割安い価格で売られてしまうことも多く、最悪の場合、住む家を失ったうえに借金まで背負うことになります。
また、3か月以上連続で滞納してしまうと、信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。
いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまうと、たとえば新規のローン契約がとおらなかったり、クレジットカードが作れなくなったりと、日常生活にも支障が出てしまいます。
ですから、滞納の可能性を感じた時点で、専門家に早めに相談し、解決することが大事です。
後ほど解説しますが、「任意売却」という解決方法もありますので、危ないと感じたら早めの相談を心がけましょう。
不動産売却で住宅ローンの滞納の対処法である任意売却とは?
競売によって不動産売却しないために、「任意売却」という方法があります。
家に住み続けることはできませんが、競売と違って通常の不動産売却と同じように自宅を売ることができ、市場価格と同じくらいで売買が可能です。
また、債務の返済も分割で相談できたり、債権者と引っ越し費用の交渉ができたりなど、売却後の生活への影響を抑えることもできます。
任意売却をおこなうためにはまず、不動産業者や専門業者に相談をし、物件価格の査定をおこないます。
債権者である金融機関が不動産価格と任意売却に同意した段階で、任意売却が可能となります。
不動産売却で住宅ローン滞納したとき、住み続けるためには?
競売よりもメリットの多い任意売却ですが、家を失うことに変わりはありません。
リースバックという方法を取れば、自宅を売却したあとで、新たな家主と賃貸借契約を結び、同じ家に住み続けることができます。
売却したことは近所には分かりませんし、まとまった資金が手に入るなどメリットもある仕組みです。
一方で、賃貸借契約なので家賃が発生すること、売却価格が市場価格の30%安いことなどデメリットもありますので、注意が必要です。
まとめ
ローン滞納により家を競売にかけられる前に取れる対策として、任意売却と家に住み続けることができるリースバックの二つをご紹介しました。
それぞれの方法の特徴を比較し、自分に合った方法を見つけていただければ幸いです。
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