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空き家の不動産の所有にかかる維持費とは?持っているだけでかかる費用をチェック!

空き家の不動産の所有にかかる維持費とは?持っているだけでかかる費用をチェック!

親などから相続した家に住まない場合、つまり空き家の状態のままにしておく場合、実はかなりの維持費がかかることをご存じですか?
ここでは、空き家を所有し続ける場合にかかる費用について解説していきます。

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税金も維持費のうち!空き家の不動産の所有にかかる税金はいくら?

たとえ住んでいない家であっても、所有しているだけで次のような税金がかかってしまいます。

固定資産税
不動産を所有している人は、その不動産が建っている場所の市区町村に対して、固定資産税を払う必要があります。
市区町村がそれぞれに定めた固定資産評価額というものがあり、この評価額に一定の税率をかけたものが固定資産税の額になります。
税率は一般的に1.4%です。

都市計画税
都市計画法によって定められている市街化区域に建っている不動産を所有している場合に支払わなければならない税金です。
こちらは、一般的に0.3%の税率がかかるところが多く、固定資産税評価額に0.3をかけた額になります。

光熱費も?空き家の不動産所有にかかるかもしれないその他の維持費

実際に住んでいない家であっても所有しているだけで、次のようなさまざまな費用がかかります

光熱費
室内の掃除やメンテナンスのときに電気や水道をいつでも使える状態にしておきたい場合、基本使用料が発生します。

火災保険
誰も住んでいない家でも、家事が起きる可能性はゼロではありません。
万が一の場合に備えて、火災保険や地震保険に入っておくことが必要です。
また、火災保険の場合は、実際に暮らしている一般の物件に比べて、空き家の方が保険料が高額になることも多く、1か月に1万円程度というのが相場です。

庭のメンテナンス費用
庭木の剪定や雑草の除去など、庭のメンテナンスにも費用がかかります。

空き家までの交通費や宿泊費
定期的に空き家の掃除など管理をする必要があり、遠方に空き家がある場合は現地までの交通費や日帰りが難しい場合の宿泊費が必要になります。

維持費
建物は経年劣化によってさまざまな修繕を必要とします。
屋根の張り替えや外壁塗装、破損した部分の交換などの維持費がかかります。

管理会社への手数料
もしも自分で管理をすることが難しく管理会社に委託する場合は、その手数料がかかります。

まとめ

たとえ住んでいない家であっても、不動産を所有し続けているとさまざまな費用が必要になってきます。
固定資産税や都市計画税などの税金をはじめとして、光熱費や火災保険などの各種維持費がかかるので、空き家となっている不動産を所有する場合は売却を検討することもひとつの方法です。
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