人気の土地といえば角地!不動産選びで角地を購入するメリットや注意点とは
不動産選びで人気が高い「角地」。
2方向以上を道路に接している土地は角地と呼ばれ、建物と建物に挟まれることがないという理由から人気が高い傾向にあります。
建物に挟まれないことで他にどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、人気の角地の土地を購入することで得られるメリットや注意点をご紹介します。
陽当たりのよさも人気の理由!角地の土地を購入するメリットとは
・陽当たりや風通しがいい
建物に挟まれていない角地ならではのメリットとして、陽当たりのよさや風通しのよさが挙げられます。
窓を多く設置すれば光を取り込む部分が増え、家全体が明るくなりますよ。
また、風通しがいいことで家の中に湿気が溜まりにくく、カビが発生しにくいのも魅力です。
・資産価値が高い
角地は人気が高い土地のため、資産価値も高くなります。
そのため、将来売却するときにも値下がり幅が小さく、高く売却できる可能性があります。
・間取りを自由に設計しやすい
通常、1つの方向しか道路に面していない場合は、必然的にその位置が玄関と決まってしまいますが、道路に接する部分が多い角地の場合、玄関の位置や部屋の位置を自由に決めることができます。
また、建物を建築するうえで定められている建ぺい率についても、角地は緩和措置が取られるため、より広い居住空間を確保することができ、間取りの自由度も高いのが魅力です。
・防犯面でのリスクが低い
角地は道路に接する面が多いため人目に付きやすく、一般的な戸建て住宅に比べて防犯面におけるリスクが低いとされています。
ただし、戸建てはマンションよりも防犯リスクが高いため、窓や玄関の鍵は忘れずにかけましょう。
費用面ではデメリットも?角地の土地を購入する注意点とは
・購入費や税金がかかる
資産価値が高いということは、購入費も高いということです。
また、固定資産税や土地計画税も土地価格によって税率が変動するため高くなることは覚悟しておきましょう。
・外構工事費がかかる場合もある
道路に接する面が多いことで得られるメリットが多い角地ですが、それゆえに人目が気になる場合は目隠しフェンスを設置するなど対策が必要になることも。
そのため、場合によっては外構工事費がかかる場合もあります。
・3階建ての戸建ては注意
角地には、陽当たり確保のために斜線制限が設けられている場合があり、3階建ての戸建てを建てられない場合があるため注意しましょう。
斜線制限は自治体主体で設けることができるため、3階建てを検討している場合は事前確認が必要です。