ペットを飼っていた物件が売れにくい理由や不動産売却の対策を解説！
これまでペットを飼っていた物件を売却しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペットを飼っていた物件も売り出すのは可能ですが、うまく売るためには工夫が必要です。
今回は、ペットを飼っていた物件が売れにくい理由のほか、不動産売却を成功させるための対策も解説します。
不動産売却前に確認！ペットを飼っていた物件が売れにくい理由
ペットを飼っていた建物にはにおいがついているものであり、第三者からは異臭がするとすぐにわかってしまいます。
ペットの体臭や排泄物のにおいなどは一般的に気にされやすく、のままの状態では購入を避けられる傾向にあります。
また、室内で犬や猫などを飼っていた場合、床や壁に傷がついていることもあるでしょう。
中古物件では多少の傷みは許容されるとはいえ、建物の状態があまりに悪いと売れにくくなってしまいます。
さらに、犬や猫の毛などに対するアレルギーが原因で、動物を飼っていた物件が避けられることも珍しくありません。
ペットが暮らしていた建物はどれだけ丁寧に掃除をしてもどこかに抜け毛などが残っており、室内に入るとアレルギーが出てしまう恐れがあります。
このようなさまざまな理由から、以前ペットが飼われていた物件は不動産売却にあたって不利とされているのです。
不動産売却を成功させよう！物件でペットを飼っていたときの対策
不動産売却を成功させるには、まずは売りたい物件からペットがいた痕跡をできるだけ消すことが大切です。
床や壁に残っている傷は可能な限り修繕するほか、室内の掃除もしっかりおこなって抜け毛などをできるだけ除去しましょう。
しかし、個人での修繕や掃除ではペットの痕跡を十分に消せないことが多いため、必要に応じて業者への依頼もおこなってください。
専門業者にクリーニングを依頼することで、室内にこびりついている動物のにおいをしっかりと取り除ける場合があります。
現地を訪れてもペットを飼っていたことがわからない状態になれば、不動産売却も成功しやすくなるでしょう。
ただし、室内の状態がどれだけ改善しても、かつてペットを飼っていたことは買主に伝えておく必要があります。
事実を伏せて物件を売ってしまうと、かつてペットを飼っていたことが発覚した際に買主から損害賠償を求められる恐れがあるので、告知は忘れずにおこないましょう。
